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「意見の聴取通知書」が届いたらどうするべきか

「意見の聴取通知書」が届いたらどうするべきか

 警察から「意見の聴取通知書」が届いた方は、以前に交通事故や交通違反をしてしまった覚えがあるのではないでしょうか。

 さて、この「意見の聴取通知書」ですが、お役所からの手続きの通知で面倒くさいなぁ、と済ませてしまうには非常にもったいないものなのです。

 それでは「意見の聴取通知書」が届いたら何をすべきでしょうか。これを知っておくだけでもしかすると免許の停止処分の期間が短くなったり、取消の処分が停止に軽減されたりするかもしれません。

 

当事務所のご紹介

 当事務所では意見の聴取での主張、処分の軽減等のお手伝いをさせていただいております。詳しくはこちらをご覧ください。

 

処分の軽減(免停・取消し)をもっと詳しく

「意見の聴取」というイベントはどんなもの?

 意見の聴取通知書にてお呼ばれした「意見の聴取」というイベントはどのようなものでしょう。これは、公安委員会や警察が点数に従って予定する処分(免停や取消)が適正であるかを最終的に判断するために、処分がされる本人から事情や意見を聞くというイベントです。

 

 対象者は免許の停止90日以上の処分が予定されている方です。免許の取消の対象となっている方も意見の聴取に参加することができます。

 

 免許の停止や取消しは違反点数の合計から決まります。しかし、違反点数は個人の事情などが考慮されていないこともあり、あくまで点数の積み重ねから機械的に予定された処分です。そのため、点数に従って停止や取消がされる方達の中には、点数通りの処分では適切でない人もいるはずです。

 そのため、公安委員会や警察は運転免許の処分(停止、取消)を決定する前に、意見の聴取において対象者全員の話を聞き、公安委員会や警察が把握していない事情、個人の反省、捜査の不手際などを検討し、予定された処分が適正であるかどうかを判断するのです。

 

警察などに主張ができるチャンス

 意見の聴取とは公安委員会や警察が今からしようとする処分が適切であるかどうかを判断するイベントです。そのために対象者全員から意見を聞く機会を設け、意見の聴取通知書を送るのです。

 これは運転免許の処分(停止、取消)がされる側としては、自分の意見を主張できる大きなチャンスとなります。

 処分が決定する前に主張ができる最後の機会でもあります。また、自分がしてしまった事故や違反について、自由に意見を伝えることができるのです。意見を述べるだけでなく、自分にとって有利な資料などを提出することも可能です。必要に応じて補佐人を連れていくこともできます。

 そして、主張した意見はしっかりと受け取って、検討してもらえます。もちろん、処分を受ける予定の方が大勢の方が集まることもあるため、聴聞官の対応は事務的であったり、流れ作業のような感じを受けるかもしれません。しかし、意見の聴取に参加をすれば、意見を述べる場はしっかりと与えられます。

 

意見の聴取の結果

 意見の聴取に出席して意見を述べた場合、点数により決められた処分より軽減される可能性があります。免停90日の方が軽減されて免停60日以下になったり、取消の方が軽減されて免停180日以下になったりもします。

 これらは意見を述べれば必ず軽減されるものではありません。意見がしっかりとしたものであり、軽減の価値があると認めてもらわなければなりませんので、簡単ではありません。しかし、過去にもしっかり意見を主張された方の中には実際に軽減された方が大勢います。

 もし、意見の聴取に積極的に参加することで、軽くなることなんて考えたこともなかった免停や取消の処分が軽減される可能性が生まれるのであれば、主張をすることを検討しても良いのではないでしょうか。

 「警察なんて頭が固く融通なんで聞いてもらえるわけがない」、という思いを改めてみるのも良いかもしません。

 

「意見の聴取通知書」が届いたらどうする

それでは「意見の聴取通知書」が届いたらどうしたら良いのでしょう。以下のいくつかを挙げてみました。

 

①、必ず出席できるようスケジュールを調整する

②、公安委員会などに主張したいことを考えておく

③、書面の提出を考えているのであれば書面を作成する

 

 ①について、まずは出席することが重要です。どうしても出席できないときは代理人に行ってもらうことも可能ですし、やむを得ない事情があれば延期をしてもらうことも可能な場合もあります。

(期日の延期などを望む場合は、必ず意見の聴取通知書に記載された連絡先に事前に相談してください!)

 

 ②、③について、意見の聴取とはどの様なイベントであるかをしっかり把握して参加することが重要です。しっかりと把握しておけば準備もできますし、当日には意見も述べることができるでしょう。

 「意見の聴取というものに呼ばれ、良く分からないまま会場に座っていたら、結局は免許が取り消された」ではもったいないと思います。出来るだけの準備を行っておくことで自信をもった主張をすることができ、処分が軽減される可能性も大きくなることでしょう。

 

「聴聞通知書」とは

 意見の聴取通知書ではなく「聴聞通知書」が届くことがあります。基本的にはどちらも意見を述べることができる場への参加の案内となりますが、「意見の聴取」と「聴聞」ではしてしまった違反や事故の内容が異なるため、参加する場の名称も異なることになっています。

 どちらも主張ができる場所であるとう認識で間違いありませんが、更に「聴聞」の意味を知りたい場合は以下のリンクを参考にしてみてください。

 ※その他、「弁明の機会」への参加の通知である「弁明通知書」というものが届くケースもあります。

 

最後に

 意見の聴取通知書が届いたとき、面倒な警察の手続きだと放置するのでなく、積極的に活用するような意識を持つことをお勧めします。

 免許の停止や取消しがされる予定であるため、意見の聴取通知書が届けば、それは処分される日が知らされたということであり、気落ちしたり自暴自棄になってしまいがちです。しかし、少ない可能性でも積極的に対応することで良い結果が得られるかもしれません。また、頑張った結果が軽減されなくても、自分が精一杯やった結果なので受け入れられるかもしれません。

 多くの皆様にとって初めてのことなので、何をして良いか分からないと思います。まずは情報を収集し、ベストを尽せるよう祈っております。

 

処分軽減のご依頼はこちら

 運転免許の処分の前に行われる「意見の聴取」にて自己に有利な意見を述べたり書面を提出することで、本来されるべき処分が軽減される可能性があります。しかし、意見の聴取の機会を逃すとその後はすぐに処分がされるため、軽減のチャンスはほぼ無くなってしまいます。

 当事務所では意見の聴取に提出する書面の作成のお手伝いをいたします。やみくもに作成された書面より、根拠を持って作成された書面の方が軽減の可能性が高くなることでしょう。

 

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