日本に住む多くの方が道路を利用します。車を運転する人だけでなく、歩行者や自転車の方も利用しますし、小さな子供からお年寄りまで幅広い方々が利用します。
このすべての方の安全を確保するにはそれぞれが交通ルールを守れば良いのですが、実際にはすべての場面で完全な秩序が保たれることはありません。突発的な事象、運転者等の個人的な理由、もしくは故意による事故や違反。これすべて無くすことは理想ではありますが、現実の問題として事故や違反は起こってしまいます。
それではもし事故や違反によるペナルティが発生してしまう場合はどのように振る舞うべきでしょうか?
道路上の違反であれば交通ルール(法律)を犯してしまったことが原因ですので、法律に従った処罰等がなされます。そのため、違反者も法律に則した対応をすべきです。また交通事故であっても各種法律に従い処理がされますので、それに則した法的対応が必要です。
しかし、事故を起こさないための交通ルールは自動車学校などで教えてもらえるのに、事故や違反の後の法的な対応は待っていても誰も教えてはくれません。
当事務所では法的な事情を知らないことで悔いを残してしまう人を減らしたいと考えております。やみくもに悩むのではなく、法的な知識を知り、理性的な対応を取ることで不安を減らし、また、実際の影響を最小限にするお手伝いをさせていただきたいと思います。
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交通違反や交通事故を起こし、点数が累積されると、免許の停止や免許の取消しの処分がされてしまいます。この処分がされると困ってしまう、不満がある、などの場合どう振る舞うべきでしょう。何もせず処分を待つのか、やみくもに反発するのか、自省を行い法的に正当な理由による弁明をするのか。違反者の対応次第では予定された処分が軽減されるかもしれません。
特定の違反や事故の状況別の基本的な知識と対応方法をお伝えいたします。違反や事故はそれぞれ個別の事情があるものですが、それぞれの違反や事故に関するルールを知っておくことも大切なことです。
「交通事故の三つの責任」とう言葉は運転免許を持っている方でしたら一度は耳にしたことがあると思います。この3つの責任の詳細は運転をされる方なら誰しも、また事故(並びに違反)を起こしてしまった方は尚更知っておかなければなりません。
行政上の責任とは「運転免許」に対するペナルティです。これは反則金というお金の支払いや、免許の停止、そして免許の取消しなどの処分がされることにより責任を取らなければなりません。
行政上の責任は交通事故や違反の内容により点数が付され、その点数の合計により処分の内容が決まります。しかし、機械的に処分が決定されるのみでなく、個人の事情が考慮され、予定された処分内容が軽減される可能性もあります。
行政上の責任(点数制度とペナルティ)
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刑事上の責任とは、交通事故や違反を起こした本人に対して、「刑事罰」がされることとなります。刑事罰の内容は罰金又は懲役刑です。懲役刑となった場合は刑務所での懲役が科されてしまいます。
例えば大きな交通事故を起こしてしまい、誰かを傷つけてしまうこともあるかもしれません。それは大きなショックです。しかし、誰を傷付けてしまった事実と、事故の刑事上の責任は本来は区別して考えなければなりません。
刑事上の責任(交通違反・事故の罪と罰)
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民事上の責任とは、交通事故の被害者に対して、被害者が負った被害を賠償する責任です。責任の重さは賠償額となって現れることとなり、今日では数千万、また億を超える賠償額となることもあります。
民事上の責任は被害者から加害者に対する賠償請求という形で表に出てきます。加害者側は保険会社などがサポートしてくれる場合が多いのですが、被害者側は自身の損害について適切に評価がされているのかをしっかり見極めなければなりません。
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多くの方は自転車を運転するときにあまり交通ルールを意識したことは無かったのではないでしょうか?それは自転車の運転には免許もいりませんし、特に取締りを受け、また罰則も意識したことはありませんでした。
しかし、平成27年6月1日より交通ルールが変わり、自転車も取締りが強化され、またそれによる新たな罰則も取り入れられました。これからは自転車の運転と言えどもルールをしっかりと把握し、取り締まりの結果、罰を受けなければならないという覚悟が必要です。
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