以下に無免許運転となってしまう状況と、運転はしていないが無免許運転をしてしまった人への車の提供や同乗などで同等の違反となってしまう状況をご紹介いたします。

　仮に自分が運転をしていなくても、無免許運転となってしまう人に車などを提供したり、無免許運転の人が運転する車に同乗してしまうと、直接には無免許運転をしていなくても、その人も無免許運転と同レベルの違反として扱われてしまう場合があります。「運転をしていないから自分は大丈夫」という考えではなく、自分の周囲の人が無免許運転をしてしまわないような注意が必要です。

無免許運転と認められてしまった場合、行政処分と刑事処分が行われます。

無免許運転について車両等の提供や同乗でも行政処分が用意されています。

　無免許運転をしてしまった人に車両などを提供したり、また無免許運転をしている人の車に同乗してしまった場合、無免許運転をしてしまった人と同等の免許の取消し（欠格期間2年）という処分が予定されています。

　この場合の違反の内容は「重大違反唆し等」という違反名になります。「無免許運転唆し等」などとされる場合もあります。この違反は点数が付されることはありませんが、処分は予定されています。

無免許運転をした人と無免許運転をした人に車両の提供をした人は以下のような刑罰が予定されています。

　自動車免許証にはいろいろな種類がありますが、平成２９年３月１２日より新しく「準中型免許」が仲間入りしました。その影響でそれまでの免許の内容が変更になっています。そのため大きく以下の2点に十分注意が必要となります。例えば普通免許しか持っていない人が準中型自動車を運転してしまうと無免許運転となってしまうため、自分の免許で乗ることができる自動車をしっかりと把握しなければならない。

以下が平成２９年３月１２日以降の改正後の免許の種類です。

※平成２９年３月１２日以前に普通免許を持っていた人は準中型免許の新設後は準中型免許となります。その場合「5t限定」として準中型免許ではあっても限定的な範囲のみでしか準中型自動車しか運転することができません。

※単位：t=トン

注意！！上記の表はあくまで参考です。運転をする前は必ずご自身で法令を確認して間違いのないようにご注意ください。

＜外部リンク＞

警視庁・準中型免許等のパンフレット

警視庁・準中型自動車・準中型免許の新設について

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